株式会社雪ほたか(小林政幸)
株式会社雪ほたか(小林政幸)群馬県利根郡川場村

川場村の恵みとともに育つ希少米
雪ほたかは群馬県利根郡川場村で栽培されるブランド米で、生産量が少なく「幻の米」とも呼ばれています。
2004年、川場産コシヒカリのブランド化を目指して村が名称を公募し、翌2005年にブランド名を「雪ほたか」と決定。名前は、村のシンボル・武尊山からの純粋で豊かな雪解け水に育まれるお米であることに由来します。
71戸の農家で組織する生産組合が発足し、その後2011年に株式会社雪ほたかとして法人化されました。
栽培管理と販売を一本化することで品質向上に取り組み、全国最大級の米コンクールで連続金賞を受賞するなど高い評価を得ています。

川場村の自然が育む、雪解け水の恵み
群馬県利根郡川場村は、谷川連峰の麓、標高400〜600mに位置する自然豊かな地域です。冬に降り積もる雪が春になると清らかな水となり、武尊山(ほたかやま)の雪解け水が田んぼを潤します。昼夜の寒暖差が大きく、稲の登熟がゆっくり進むため、粘りと甘みを持つ米が育ちやすい気候です。
村は古くから稲作が盛んで、良質な水と肥沃な土壌に恵まれています。“雪ほたか”は、この自然条件を最大限に活かし、地域一体で守られてきた米づくりの象徴とも言える存在です。

次世代へつなぐ地域の誇り
“雪ほたか”は、全国米・食味分析鑑定コンクールで通算20回の金賞を受賞し、全国の消費者から高い評価を得ています。川場村のふるさと納税返礼品としても人気が高く、地域ブランドの中核を担う存在です。
標高の高い地域ならではの冷害や雑草管理などの課題に向き合いながら、環境に配慮した農法を継続。若手生産者の育成にも力を注ぎ、持続可能な農業を目指しています。
また、「田園プラザ川場」との連携を通じて、食と風景の魅力を伝える地域づくりにも取り組んでいます。
受賞歴
- 2019年 第16回 お米日本一コンテストinしずおか 最高金賞
- 2020年 第10回 大阪府民のいっちゃんうまい米コンテスト 最優秀賞
- 2024年 第3回 全日本お米グランプリ in 北広島町 全日本お米グランプリ銀賞
- 2025年 第27回 米・食味分析鑑定コンクール(茨城県) 国際総合部門金賞(4年連続受賞)


