三原村集落活動センターやまびこ
三原村集落活動センターやまびこ高知県幡多郡

見惚れるほど美しい水源
高知県西部、幡多地域の中央に位置する三原村は豊かな森林に囲まれた人口1,500人ほどの小さな山村です。四万十川にも流れ込む美しい水の源があり、高知県でも有数の米どころとして古くから代々稲作が行われてきました。豊かな自然と恵まれた気候のおかげで、水質や寒暖差には特に優れており、昔から味の良いお米が穫れる産地と言われています。地元の川には天然の鰻や鮎など様々な水生生物が息づき、見惚れてしまうほど美しい自然環境が広がっています。

自然を守り、川を守る村内循環型農業
代表の木戸さんが大切にしていることは、美しい自然を汚すことなく、代々守ってきた土地で米作りを続けていくこと。 生まれ育ったこの美しい環境、そして水を守っていくことが農家としての使命だと話してくれました。地域の仲間たちと栽培指針を決め、農薬の使用を極力減らし、自然に負荷をかけない米作りをするため、試行錯誤を続けています。また、化学肥料に頼りすぎることなく、地元の森林資源を活用した肥料を積極的に活用することで、村内での循環型農業を目指しています。

自然を大切にできる村が作る心温まる味
三原村集落活動センターやまびこでは「味」の点についても強いこだわりを持ち、丁寧に大粒のお米を選別し、食味分析で80点以上のものだけが「水源のしずく」というブランド名を名乗ることができるという厳しい基準を設定しています。山村であるため、田んぼの面積は非常に小さく、管理作業は本当に苦労するといいますが、待っているお客様のために手を抜くことはありません。この美しい三原村のお米を多くの人に味わっていただき、「自然を大切にできる村」にしていきたいと目標を語ってくれました。