MARUTAKA(笠原貴博)
MARUTAKA(笠原貴博)新潟県南魚沼市

八海山の豊かな自然
MARUTAKAさんの圃場があるのは米所 南魚沼市の新堀新田にあります。八海山の麓に位置し、自然豊かで寒暖差のはっきりした環境に恵まれた地域です。鮎やニジマスなどが多く生息する美しい水質を誇る魚野川の東側に位置し、24haを超える田んぼで、コシヒカリを中心に丁寧な米作りをしています。食を通じて、社会に貢献するという強い思いを胸に、先人たちの匠を受け継ぎ、土づくりから皆様の食卓に並び、満足していただくまで手を抜くことはありません。

自然の力を引き出す独自メソッド
米作りのモットーは自然の力、稲の持っている力を引き出し、それを人の力で支えてあげること。育苗も全て自社で生産し、時期を少しずつずらしながら最適なタイミングでしっかりと強い苗ができるよう工夫しているといいます。小さい田んぼも多く、田んぼの枚数は170枚を超えます。水管理だけでも非常に手間がかかりますが、できる限り農薬を抑えるため水管理は特に気を使っていると言います。また、20年以上の経験値から最適なタイミングで収穫し、ゆっくりと丁寧に乾燥することを心がけていると話してくれました。

コンテスト最優秀賞の甘いお米
異常気象に対応していくために、耐えられる強い稲が大切だという代表の笠原さんを中心に丁寧な米作りを続けてきた結果、米・食味分析コンクール国際大会で特別優秀賞受賞、南魚沼産コシヒカリ食味コンテストでは最優秀賞するなど素晴らしい成績を収めています。噛めば噛むほど甘みが出て、豊かな粘りのあるお米を目指すMARUTAKAさんは、喜んでくれているお客様のためにも地域のみんなで協力しあい、魚沼の米を盛り上げていきたいと語ってくれました。