富田ただすけの今月のオススメ米

5月

オススメ米

渡部洋己さんの山形県高畠町産ミルキークイーン(特別栽培米)

渡部洋己さんの山形県高畠町産ミルキークイーン(特別栽培米)
食べた感想

かむほどに甘みを感じられる「粘りの強さ」

何より特徴的なのが「粘りの強さ」だと感じました。もち米にも近いもっちりとした食感で、かむほどに甘みをしっかり感じられ、とても食べごたえがありました。

そんな強い粘りや甘みを感じるどっしりとしたごはんには、やはりごはんに負けないちょっと濃い味のおかずがぴったりだと思います。冷めてももっちりとした食感が残りやすいので、お弁当やおにぎりなどにも最適なので、幅広いシーンで使えるお米だというのもいいですね。

通常の水加減の炊き立ては少しだけやわらかめなので、硬めが好みの方は、少し水加減を減らして炊くといいかもしれません。適度に硬くなり、食感がより引き立つごはんになると思います。

レシピ

黄身の醤油漬けのレシピ/作り方

黄身の醤油漬け
レシピ

材料(2人分)

□卵の黄身…2個
□醤油…小さじ4弱
□みりん…小さじ1

レシピ

①卵はボウルなどに割り入れ、手で黄身だけをすくい上げ、小さめの容器に入れる。
②容器に醤油とみりんを加え、ラップをして冷蔵庫に入れ、数時間から1日程度味をしみ込ませる。
③好みの味のしみ込み加減で取り出し、ご飯の上に黄身と少しの漬けだれをかけていただく。
※4~5時間だと黄身らしさが残ったとろりとした状態、1日以上漬け込むと少しねっとりした黄身漬けになる。

黄身の醤油漬け黄身の醤油漬け黄身の醤油漬け黄身の醤油漬け黄身の醤油漬け黄身の醤油漬け
富田ただすけ

冨田ただすけ(料理研究家)

1980年山口県下関市出身、愛知県在住。南山大学を卒業し、食品メーカー「ロック・フィールド」勤務後、大阪あべの辻調理師専門学校で学んだのち、日本料理店での修行や「寿がきや食品」研究開発職をへて、独立。『AERA』(朝日新聞出版)で「しあわせの白ごはん」の連載を担当する他、ムックや企業へのレシピ提供多数。ウェブでは、「All About」の「シンプル和食レシピ」ガイドをつとめ、書籍化・アプリ化もされた個人サイト「白ごはん.com」(9万〜10万PV/日)を運営している。共著に『「粗食」のきほん~ごはんと味噌汁だけ、あればいい~』(ブックマン社)がある。

運営サイト:白ごはん.com

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