有機稲作徳島成苗の会
徳島県は、四季を通じての温暖な気候と数多くの清流に恵まれた米の名産地。その徳島で品質の高い安心・安全な米作りを目指し、平成23年に設立されたのが有機稲作徳島成苗の会さんです。有機稲作徳島成苗の会さんの特徴は「ポット方式」の稲作栽培です。「ポット栽培」とは、「ポット」とよばれるプラスティックの容器で育苗する方法。「ポット栽培」では、苗を4、5葉程度になるまでポットに入れて育て、その後、田植えを行います。通常の栽培よりも手間がかかる手法ですが、ポットで丁寧に育てられた苗は茎が太く、丈夫に育ちます。病害虫にも負けることなく、雑草を取り除くための深水管理にも強く、その結果、除草剤や農薬、化学肥料に頼らない米栽培が可能になります。苗本来の生きる力を最大限に引き出す方法とも言えます。第14回米・食味分析鑑定コンクールにおいては、コシヒカリで都道府県別部門にて特別優秀賞を受賞しました。