富田ただすけの今月のオススメ米

12月

オススメ米

斎藤陸彦さんの山形県鶴岡市産ひとめぼれ(特別栽培米)

斎藤陸彦さんの山形県鶴岡市産ひとめぼれ(特別栽培米)
食べた感想

甘みの強いお米。軽やかな食べ口で和食党にぴったり!

炊き上がりはつややかで、粒も少し大きめでいかにも「美味しそう!」という印象です。

ごはんを口に含んでからはじんわりとしたうまみが広がり、さほど強くない粘りと適度な硬さの絶妙なバランスが 「もうひとくち…」と箸を進めてくれます。

米のうま味や甘み、粘りや硬さなどのバランスがよく、あっさり系の食べごたえなので、 どんな料理も受け止めてくれる懐の深さがあると思います。私はそのあっさり系の食べごたえが大好きなので、 私にとっては「毎日食べても飽きを感じさせないお米」であり「和食にぜひ合わせたいお米」でもあります。 焼き魚なんかと食べると最高に美味しいです!

レシピ

サワラの漬け焼き/作り方

サワラの漬け焼き
レシピ

材料(2人分)

□サワラ…2切れ(約200g)
□A[しょうゆ…大さじ1、みりん…大さじ1、酒…大さじ1]

レシピ

①魚の余分な水分と臭みを取り除くため、サワラ全体に薄く塩(分量外)をして30分ほどおく。
②バットにAを合わせ、出てきた水気を軽く拭き取ったサワラを漬け込む。キッチンペーパーをかぶせて全体に味がなじむようにする。1時間たったらサワラを取り出す(漬け込みに使った漬けだれは捨てずにとっておく)。
③魚焼きグリルを熱し、②をこんがりと焼く。サワラにほぼ火が通れば漬けだれを塗っては焼くことを4~5回繰り返して香ばしく焼き上げる(焦げそうな部分にはアルミホイルを小さくちぎって火の当たりを弱めるとよい)。

サワラの漬け焼き サワラの漬け焼き サワラの漬け焼き
富田ただすけ

冨田ただすけ(料理研究家)

1980年山口県下関市出身、愛知県在住。南山大学を卒業し、食品メーカー「ロック・フィールド」勤務後、大阪あべの辻調理師専門学校で学んだのち、日本料理店での修行や「寿がきや食品」研究開発職をへて、独立。『AERA』(朝日新聞出版)で「しあわせの白ごはん」の連載を担当する他、ムックや企業へのレシピ提供多数。ウェブでは、「All About」の「シンプル和食レシピ」ガイドをつとめ、書籍化・アプリ化もされた個人サイト「白ごはん.com」(9万〜10万PV/日)を運営している。共著に『「粗食」のきほん~ごはんと味噌汁だけ、あればいい~』(ブックマン社)がある。

運営サイト:白ごはん.com

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