お米のセレクト通販「ツナギ」の美味しいお米に関する情報マガジン

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お米コラム

一粒で違いがわかる。“高級米”の本当の価値「高級米ランキング」

             

お米のイメージ

“高級米”と聞くと「値段が高いだけ」と思われがちですが、その一粒には、生産者の情熱と自然の恵み、そして繊細な技と生産・精米・保存・味覚評価のすべてにおいて特別なこだわりが込められています。本記事では、通常のお米との違いから、炊き方・保存法・おすすめのブランド米まで、高級米の真価を徹底解説。読むだけで、“本当に美味しいお米”の見分け方と味わい方が分かります。毎日の食卓が一段と贅沢になる、高級米の奥深い世界を覗いてみませんか?

 

ツナギが自信を持っておすすめする高級米!

「一度食べたら忘れられないお米がある」——そんな特別な一粒を探している方へ。五つ星お米マイスターが全国各地から厳選した“最高級米”をランキング形式でご紹介します。産地や栽培方法、味わいの特徴はもちろん、すべて「5kgあたりの価格」で統一して比較しているため、品質と価格のバランスが一目でわかります。あなたの食卓を格上げする“運命の一杯”が、きっと見つかるでしょう。

最高級米ランキングbest5

ツナギの高級米ランキングbest5
 

コンクール米を多数扱うツナギの中で、品質と価格から「最高級米」と呼べるお米を五つ星お米マイスターが全国各地から厳選致しました。

曽我康弘(まん丸屋)さんの岐阜県下呂市産銀の朏(いのちの壱・特別栽培米)

【第1位】曽我康弘(まん丸屋)さんの
岐阜県下呂市産銀の朏(いのちの壱・特別栽培米)

2021年 全国米・食味分析鑑定コンクールで金賞を受賞。日本一おいしいお米との評価を受けた品種です。多数のお米コンクールでの受賞実績を持つ農家が育む銀の朏(いのちの壱)コシヒカリの約1.5倍もある大きい米粒が特徴。

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若井農園さんの滋賀県蒲生郡竜王町産にこまる(有機栽培米)

【第2位】若井農園さんの滋賀県蒲生郡
竜王町産にこまる(有機栽培米)

代々米づくりの技術を継承してきた16代目!多数のお米コンクールでの受賞実績を持つ農家が作るにこまるです。農薬や化学肥料を一切使わずに栽培した有機JAS認証米です。

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『天日干』フエキ農園さんの新潟県南魚沼市産従来コシヒカリ(有機栽培米)

【第3位】『天日干』フエキ農園さんの
新潟県南魚沼市産従来コシヒカリ(有機栽培米)

最高峰ブランド南魚沼塩沢産の幻のコシヒカリです。今ではごく一部の農家でしか栽培していない『幻』の従来型コシヒカリ。そんな従来コシヒカリを昔ながらの「ははざかけ天日干」で乾燥させました。手間暇かけた極上の逸品です。

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穂田琉(坂本憲俊)さんの愛媛県東温市産プレミアムクオリティひめの凜(特別栽培米)

【第4位】穂田琉(坂本憲俊)さんの愛媛県東温市産
プレミアムクオリティひめの凜(特別栽培米)

愛媛オリジナルの新品種。美しく美味しいお米を、安心品質に仕上げました。ひめの凛食味コンテスト 最優秀賞を受賞。ツヤがあり粒ぞろいが良いお米です。

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フェイスファーム(水野 尚哉)さんの長野県飯山市産コシヒカリ【蛍】

【第5位】フェイスファーム(水野 尚哉)さんの
長野県飯山市産コシヒカリ【蛍】

第17回米・食味分析鑑定コンクール金賞!令和3年 皇室新嘗祭献上米に選ばれました。関田山脈の森に湧き出した、ミネラル豊富な一番水が旨み・甘みの決め手!みずみずしく雑味のない旨味を堪能ください。

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ギフトにもおすすめな高級ブランド米ランキングbest10

高級ギフト米ランキング
 

誰からも喜ばれるお米のギフト。ギフトにおすすめな5,000円~10,000円以下のお米を厳選して、ランキング形式でご紹介します。

 

高級米が他のお米と違う理由

お米の食べ比べ
 

高級米が他のお米と一線を画す理由は、「産地」「栽培」「選別」「味覚評価」という4つの要素にあります。
まず産地。標高の高い山間地や昼夜の寒暖差が大きい地域では、稲がゆっくりと成熟し、うま味と甘みをしっかりと蓄えます。清らかな雪解け水や肥沃な土壌に恵まれた土地ほど、その味わいは一層深くなるのです。山形の庄内平野や島根の奥出雲、岐阜の下呂、そして新潟県南魚沼などは、冷涼な気候と澄んだ水が極上の米を育む名産地として知られています。炊き上がりのツヤ、口に広がる甘み、もっちりとした粘りの調和は、まさに日本が誇る味わいです。
次に栽培。有機肥料や完熟堆肥を使い、自然と向き合いながら丁寧に育てられます。農家は「土づくり」から品質を追求し、収穫量よりも味を優先します。
さらに精米・選別では、低温精米や色彩選別機によって不良粒を徹底的に取り除き、一粒一粒を最高の状態で仕上げます。
そして味覚評価。「食味値80点以上」や「米・食味分析鑑定コンクール金賞」といった客観的な数値や受賞歴が、そのお米が本物の“高級米”であることを証明しているのです。

 

高級米だからこそ意識したい炊き方

高級米の炊き方
 

高級米の美味しさを引き出すには、炊き方も大切なポイントです。
正確な計量、軟水の使用、そして「浸水温度」を意識することで、粒立ちと甘みが際立ちます。
まず、正確な計量。米1合=150gを目安にきっちり量りましょう。
水は軟水を使用。硬度30~60程度のミネラルウォーターが理想です。
水温15~20°Cの冷水で30~60分ほどゆっくり浸水させると、デンプンが均一に糊化し、ふっくらと炊き上がります。
水量は通常よりやや少なめにすることで、粒の立った上品な食感に仕上がります。
炊き上がり後は10~15分蒸らし、やさしくほぐす。
香りが立ち、粒のツヤが際立ちます。
(基本の炊き方はこちらの解説ページをご参照ください。)↓

https://www.tsunagi-japan.co.jp/user_data/howtorice_02.php

研ぎ方と浸水で意識すること高級米は精米直後の鮮度が高いため、強くこすらず、やさしく2~3回すすぐ程度で十分です。
最初の水はぬかやにおいを吸いやすいので、一瞬で捨てるのがポイントです。
冬場は浸水時間を長めに(60~90分)、夏場は短め(30分前後)で調整しましょう。
浸水は冷水(10~15°C)でゆっくり行うと、粒の中心まで水が入り甘みが増します。
冷蔵庫での“低温浸水(約10°C) ”もおすすめです。

 

土鍋で高級米の美味しさを最大限引き出す

土鍋で炊くお米
 

炊飯器よりも火加減がダイレクトに伝わる土鍋炊飯は、高級米の風味を引き出す最適手段。
ツナギでも専用土鍋シリーズ「INAHO」「華月」などを取り扱っています。
土鍋ラインナップはこちらからご参照ください↓

https://www.tsunagi-japan.co.jp/products/list.php?category_id=639

土鍋のルーツは縄文土器。最古の炊飯道具でありながら、電気炊飯器が進化を重ねても、なぜ多くの料理人やお米好きに選ばれているのでしょうか。
土鍋の魅力は「呼吸する器」であるという点です。陶土の微細な気孔が、熱と水蒸気をゆるやかに伝え、お米を包み込むように加熱します。金属鍋のような急加熱ではなく、やわらかな熱がお米の芯まで伝わることで、お米のデンプンを甘い糖に分解する酵素“アミラーゼ”の働きが長時間続き、お米の甘みや旨みがしっかりと引き出されるのです。
お米は品種ごと、作り手ごとに、粒の大きさや食感、香りのバランスに個性があります。その繊細な特徴を壊さず、自然に際立たせるのが土鍋の仕事です。たとえば、コシヒカリのように粘りと粒立ちを併せ持つ米は、土鍋の蓄熱性によって一粒ずつがほどけながらもふっくらと立ち上がります。炊き上がりのツヤはまるで真珠のようで、口に含めば香りと甘みが層をなして広がります。
高級米の真価は、素材の良さをどう生かすかにあります。土鍋で炊くことは、単なる調理法ではなく、沸騰の音や湯気の音に耳を澄ませ、香りの変化や土鍋の温もりを感じながら、米と向き合う贅沢なひとときになります。
高級米の美味しさを最大限に楽しみたいなら、ぜひ土鍋で炊きましょう。炊き上がった瞬間のツヤ、立ち上る香り、そして口に広がる甘みと旨みーそれは、米と土鍋が紡ぐ至福の時間です。

 

高級米のための最適な保存法

高級米のための最適な保存法
 

繊細な高級米の保存法について、特におすすめしたいのは、「玄米での保存」と「自家製米の活用」です。
玄米のまま保管することで、お米の酸化を抑えられます。精米すると層が削られ、米の表面がむき出しになり、酸化や乾燥の影響を受けやすくなりますが、玄米であればその層が天然の保護膜となり、酸化のスピードをやわらげ、旨みや香りを長く保持できます。特に、湿気や光を避け、温度が低めで安定した環境に置くことで、米粒の水分量を保つことができるため、精米後よりも格段に風味が守られます。
さらに、自宅で必要な分だけ精米する「自家製米」も、高級米の魅力を最大限に引き出す方法です。精米した瞬間から、お米の酸化は始まります。つまり、精米直後の米は風味が最も高く、つきたての美味しい状態を楽しめるということです。
また、自家製米の副産物である米ぬかも魅力のひとつです。米様にはビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれており、ぬか漬けのほか、炒りぬかにしてお菓子作りに使ったり、油汚れを吸着させて食器洗いに活用したりすることもできます。家庭で精米することで、米そのものの美味しさを味わえるだけでなく、米ぬかも無駄なく使えるため、暮らしが豊かになります。
このように「玄米で保存し、炊く直前に精米する」という方法を取り入れるだけで、高級米の甘みや香り、食感を最大限に楽しむことができます。お米好きなら、家庭用の精米器を一台持っておくと、家庭での食事がより充実した時間になるでしょう。

また精米後の保存方法については、
以下の3点を意識しましょう。
お米の大敵は「高温・湿気・光」。
理想的な保存温度は15°C以下、冷蔵庫の野菜室がベストです。
密閉容器やチャック付き袋で遮光・防湿し、2~3週間で食べ切れる量を小分けにしておくと鮮度を保てます。
家庭用精米機のお取り扱いはこちらを参照ください↓

https://www.tsunagi-japan.co.jp/products/detail.php?product_id=1533
 

超高級米の代表例

高級米の産地
 

いま、世界からも注目を集める“超高級米”。その魅力は、単なる味の良さだけでなく、自然環境・栽培技術・生産者のこだわりが結晶した品質の高さにあります。
新潟県南魚沼産の「コシヒカリ」は、日本の高級米を代表する銘柄のひとつ。昼夜の寒暖差と清らかな雪解け水が生み出す、強い甘みと粘り、そして炊き上がりの艶は、まさに“お米の王様”と称される理由そのものです。
岐阜県下呂市の「龍の瞳」は、通常のコシヒカリより粒が大きく、噛むほどに甘みが広がる幻の品種。
島根県奥出雲の「仁多米コシヒカリ」は、清流育ちならではの濃厚な旨味と香りが特徴です。
北海道東川町の「東川米」は、雪解け水100%で育てられた透明感のある味わいで、国内外の料理人からも高い評価を受けています。
山形県の「雪若丸」プレミアムは、JAL国際線ラウンジでも提供されるほどの品質を誇ります。
そして、ツナギの「自金穂」シリーズは、全国の受賞農家が育てた米をブレンドし、食味鑑定士が監修した特別調合米。複数の銘柄の個性を最大限に引き出した“究極の一杯”として、他にはない贅沢な味わいを楽しめます。

 

“丁寧に味わう”という贅沢

ご飯をどうぞ
 

高級米とは、ただ高価なお米ではなく、
生産者の情熱・自然の恵み・手間の積み重ねが結晶した“日本の誇り”です。
一粒一粒に込められた生産者の想いを感じながら、正しい炊き方と保存法で、最高の一杯を味わってみてください。

 

美味しいお米のセレクト通販はこちら

 

ツナギ流!美味しいお米の炊き方の動画をツナギyutubeチャンネルにてアップしています。
ぜひ動画も参考にしてみてください。

 


編集者プロフィール

ツナギ編集部

ツナギの米・食味鑑定士がお米の品種、生産地、生産者、お米コンクール等のお米にまつわるデータをご提供します。消費者に知られていないお米の情報や力のある米農家を世の中に広めるのが使命だと考え情報発信をしていきます。

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