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お米コラム・お米レシピ

夏こそ甘酒!飲む点滴で夏バテ知らず。ひんやり甘酒レシピ


父の日特集

実は、「甘酒」は夏の季語。一晩で出来上がることから、甘酒は「一夜酒」と呼ばれ、古くから俳句にも詠まれてきました。
“一夜酒 隣の子迄 来たりけり”小林一茶(1763~1828年)
甘酒が子どもたちにも人気の飲み物であったことが伺えますね。
冷やした甘酒は、夏のエネルギーチャージにぴったり!暑い季節こそ取り入れたい、甘酒の魅力をご紹介します。

 

冷たい甘酒

甘酒が夏におすすめなのはなぜ?

甘酒には、麹甘酒と酒粕甘酒の2種類がありますが、
どちらも炭水化物、たんぱく質、ビタミンB群が含まれています。
原料の米麹に含まれる麹菌の酵素により、
炭水化物はブドウ糖に、たんぱく質は必須アミノ酸に分解されています。
そのため、体力を消耗しやすい夏場でも、
胃腸に負担をかけず素早くエネルギーチャージ・栄養補給ができるのです。

 

甘酒の歴史と、江戸時代の夏の甘酒

甘酒の歴史は古く、日本最古の歴史書である「日本書紀(720年)」にも甘酒の原型が登場します。
奈良時代には「万葉集(770年頃)」で和歌に詠まれたり、室町時代の「公事根源(1422年)」、戦国時代の「御湯殿上日記(1477年~)」にも、甘酒のルーツであるものが記されています。

その後、江戸時代に入ると、いままで高級品であった甘酒も、一般庶民に広まります。
江戸時代中期になると、甘酒売りが登場し、なかでも大阪や京都では、夏の夜に売られることが多かったとか。
暑い季節の暑気払いにぴったりの、滋養強壮ドリンクとして、親しまれていたようです。夏の夕暮れ時から甘酒売りが現れる情景を浮かべると、なんとも風情がありますね。

江戸時代の医師は、「夏の暑さで体調が優れない年配者や子どもは甘酒を飲むといい」と文献にも記しているそうです。

参考:藤井 寛「甘酒のほん 知る、味わう、たずねる」株式会社山川出版社 2023年4月

 

甘酒が「飲む点滴」と呼ばれる理由

甘酒は、点滴と同じくらい栄養豊富なことから、「飲む点滴」と言われることが多いです。

甘酒は、米麹に含まれる酵素の働きにより、栄養素が既に体内で消化吸収されやすい形になっていることが、最大の特徴のひとつです。
実際の点滴の主成分であるブドウ糖に加え、必須アミノ酸も全て含んでいます。また、ビタミンB群が代謝を助け、疲労回復にも役立つため、夏バテ予防にぴったりなのです。

添加物も入っていない、身体にやさしい自然の栄養ドリンクのようなもの。
ぜひ、夏場には冷蔵庫に甘酒を常備して、元気な夏を過ごしたいですね!

甘酒の詳しい栄養価はこちら→管理栄養士おすすめ!甘酒の健康・美容効果と、飲み方のコツ
 

甘酒の酵素パワー。夏バテで疲れた胃腸を助ける!

「酵素ドリンク」や「酵素シロップ」などが流行ったことで、酵素という言葉をよく聞くようになりましたね。
日常的に酵素を取り入れることが健康に良いイメージがあると思いますが、酵素がどんなものなのか、あまり詳しくはわからない…という方が多いと思います。

まず、酵素とは何かを詳しく説明します。
酵素とは、生物が生きていくうえで必要な、消化・分解・吸収・代謝などにおいて、反応速度を高めてくれる物質の総称で、体内で起きるほとんどの化学反応に関わっています。簡単に言うとすれば、消化吸収や代謝をスムーズにしてくれる、無くてはならないもの、というイメージです。
酵素には様々な種類があり、役割によって「消化酵素」「代謝酵素」などと呼ばれたりしています。体内に存在する酵素は、約5000種類もあると言われており、酵素はたんぱく質からできています。

酵素がきちんと働くためには、「補酵素」などと呼ばれる、たんぱく質以外のビタミンや金属イオンなどが必要な場合もあります。

酵素の特徴としては、たんぱく質であるため、加熱や急激なpHの変化に弱いことが挙げられます。酵素は一度失活(=もとの機能を失うこと)してしまうと、本来の働きができなくなり、元には戻りません。
体内で働く酵素が一番よく働く温度帯は、体温に近いものが多く、大体60度を超えると失活してしまいます。野菜や果物に含まれる酵素は、48度を超えると失活するものもあり、酵素を活かすために「ローフード」という、生食や高温での加熱をしない調理法も注目されていたりします。

そんな酵素ですが、甘酒などの発酵食品には、特にたくさん含まれています。麹菌を活用し、食材をあらかじめ発酵させることにより、栄養成分が吸収されやすい状態に分解されるだけでなく、酵素自体の数もぐっと増えます。甘酒にも、100種類以上の酵素が含まれているそうです。

甘酒の酵素には消化を助ける機能があり、ブドウ糖やアミノ酸など、即効性のある栄養素も豊富なため、どうしても食欲が落ちてしまいがちな夏場の胃腸を助け、夏バテ気味のときの疲労回復にもぴったりなのです。


参考:谷川 実 先生のための『発展』酵素反応の基礎:名前はよく聞くが,よくわからない「酵素」を知るために 化学と教育66(12),584-587,2018-12-20https://www.jstage.jst.go.jp/article/kakyoshi/66/12/66_584/_pdf

 

おすすめの甘酒

高千穂ムラたびさんの宮崎県高千穂町産『ちほまろセット(あまざけ+乳酸菌)』150g×12本

高千穂ムラたびさんの宮崎県高千穂町産
『ちほまろセット(あまざけ+乳酸菌)』150g×12本

高千穂の恵みを存分に取り入れた乳酸菌入りの甘酒です。無添加・無加糖で、やさしい甘酸っぱさが特徴。プレーン・へべす(宮崎県特産の柑橘)・玄米・ぶどう・トマト・キウイの6種類を各2本のセットです。 ちほまろの原材料は米・糀・水・乳酸菌・果汁のみです。

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砂糖不使用!ひんやり冷たい、甘酒のアレンジレシピ

夏の暑い時期、冷やしてそのまま飲むのももちろんおいしい甘酒。
さらっとしたのどごしの良い飲み物にしたい場合は、甘酒にすりおろした生姜と炭酸水を加えて、ジンジャースカッシュにするのもおすすめです!お好みでレモン汁を加えても◎

手作りの甘酒を作って常備しておけば、料理にも使えて万能です。

手作り甘酒のレシピはこちら→作ってみませんか?甘酒の特徴とかんたん!自家製甘酒の作り方
 

甘酒作りにおすすめのお米

ヤマチョウ(佐々木大作)さんの秋田県にかほ市産ササシグレ(自然栽培米)

ヤマチョウ(佐々木大作)さんの
秋田県にかほ市産ササシグレ(自然栽培米)

麹と相性がよく、米麹にすると甘くなる米です。育苗土から手作り、肥料、農薬、除草剤、を使わず丁寧に育てました。心から安心して食べられるものを届けることを第一に考え、全て自然栽培で米作りをしています。

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ライスサービスたかはしさんの宮城県栗原市産ササニシキ(特別栽培米)

ライスサービスたかはしさんの
宮城県栗原市産ササニシキ(特別栽培米)

ササニシキ発祥の地、宮城県でそのササニシキを守り続ける専業農家が育んだ特別栽培米です。粘りすぎず弾力感を楽しめる粒感。大粒でインパクトがあり、粘りの少ない、すっきりとした上品な味わいです。

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桃の甘酒スムージー

桃の甘酒スムージー

夏が旬の桃。ジューシーな桃を贅沢に使ったスムージーは、気分が上がること間違いなし!

桃はまるごとしっかり洗って、皮ごと使います。皮ごと攪拌することで、香りが良く、ピンク色がきれいなスムージーになりますよ。

皮ごとの桃は食物繊維が豊富で、甘酒との相乗効果で腸活効果も期待できる、からだにうれしい組み合わせですよ。
桃を冷凍しておけばいつでも作れるので、お買い得の桃を見つけたら、ぜひトライしてみてくださいね。

桃の甘酒スムージー

調理時間:10分(※凍らせる時間を除く)

材料(2人分)

1~2個(正味300g)
レモン汁
小さじ1
甘酒(麹甘酒がおすすめ)
約200ml

【トッピング】

お好みで
ミント
お好みで

作り方

❶ 桃はしっかり洗い、種を除く。皮付きのままザク切りにし、レモン汁をかける。重ならないようジッパー付き保存袋等に入れ、冷凍庫で凍らせておく。

❷ ミキサー(またはフードプロセッサー)に❶の桃と甘酒を加え、攪拌する。

❸ グラスに注ぎ、お好みで桃の果肉やミントをトッピングする。

ここがポイント!!

カットした桃にレモン汁をかけておくことで変色を防ぎます。
ハンドブレンダーを使用する場合は、水分が少ないと攪拌しにくいので、桃を少しずつ加えるか、水や豆乳・牛乳などを少しずつ加えて調整してください。皮が残りやすいのでしっかり攪拌し、舌触りなめらかに仕上げましょう。

 

マンゴーとココナッツの甘酒アイス

マンゴーとココナッツの甘酒アイス

夏になると食べたくなるのが、ひんやりきもちの良い、冷たいアイスクリームやシャーベット。
甘酒を使った、お砂糖なし・ノンシュガーのフルーツアイスクリームなら、ギルトフリーで嬉しいですよね!

乳製品不使用のヴィーガンスイーツ。生クリームも不使用なのに、なめらかで濃厚なアイスクリームになります。マンゴー×ココナッツミルクが、トロピカルな味わいで夏にぴったりです。

大人はもちろん、こどものおやつとしても、安心したきもちで与えることができます。

マンゴーとココナッツの甘酒アイス

調理時間:10分(※凍らせる時間を除く)

材料(作りやすい分量)

冷凍マンゴー(生でも)
200g
甘酒(麹甘酒がおすすめ)
200ml
ココナッツミルク
200g

【トッピング】

冷凍マンゴー
お好みで
ココナッツ(シュレッド)
お好みで

作り方

❶ 冷凍マンゴー、甘酒、ココナッツミルクをミキサー等に入れ、なめらかになるまで攪拌する。

❷ ジッパー付き保存袋等に入れて閉じ、平らにして冷凍する。

マンゴーとココナッツの甘酒アイス

❸ 凍ったら、適度な大きさに割り、フードプロセッサーでなめらかにする。または、5分ほど室温に置いて少し柔らかくしてから、手で揉みほぐしてなめらかにする。

マンゴーとココナッツの甘酒アイス

❹ 器に盛り、お好みでマンゴーやココナッツをトッピングする。

ここがポイント!!

ココナッツミルクは分離していることが多いので、しっかりと混ぜて均一にしてから計量しましょう。
ミキサーやハンドブレンダーがない場合は、マンゴーを半解凍にしてから小角切りにし、甘酒とココナッツミルクと混ぜても◎ゴロッと果肉感のあるアイスが作れますよ。
マンゴーの代わりにバナナでも作れます。バナナは手でつぶすことができるので、保存袋に材料を入れて、お子さんと一緒に揉んで作るのも楽しいですね!シナモンやカルダモンなどのスパイスとも良く合います。

 

おすすめの甘酒

谷口農場さんの北海道旭川市産ゆめぴりかとゆめぴりか甘酒セット

谷口農場さんの北海道旭川市産
ゆめぴりかとゆめぴりか甘酒セット

手間を惜しまず育てた米を贅沢に使いゆっくり煮込んで甘酒にしました。砂糖・添加物不使用で体にも優しい味わい。ゆめぴりかとセットでお届けいたします。ギフトにもおすすめ。

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おわりに

冬場に飲む、ほっと心ほぐれる温かい甘酒もおいしいですが、暑い夏を乗り切る魅力満載の夏の甘酒、ぜひ取り入れてみてくださいね!

 
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編集者プロフィール

矢田 規子 / 管理栄養士

管理栄養士/フードコーディネーター/フードスタイリスト 大学時代より栄養について学び、管理栄養士国家資格を取得。デパ地下で野菜を中心とした惣菜店を展開する企業を経て、フードコーディネーターのアシスタントを務め、料理撮影やTV・動画のフードコーディネート、料理講師など幅広く経験を積んだ後、独立。 栄養学の知識を活かしたメニュー開発や、料理撮影、スタイリングなどを行う。 二児の母で、離乳食や幼児食の大切さを日々実感中。 食の楽しみを第一に、日々の少しの工夫で健康も目指せることを大切にしている。

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