お米のセレクト通販「ツナギ」の美味しいお米に関する情報マガジン

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お米コラム

こどもこそ腸活!免疫力を高めてつよい子をつくる その5~腸内環境と生活リズム~


コンクール金賞特集

ごはんを食べる子どものイメージ

子どもさんがいるご家庭では、「生活リズムを整えましょう」と、いろいろな場面で言われると思います。睡眠や食事などのリズムは、腸内環境にも大きく影響しています。
なぜ早寝早起きが大切なのか、3食規則正しく食べることが必要なのか、今一度確認して、お子さんにも教えてあげてくださいね。

 
 

睡眠で整う「自律神経」

 
まず、生活習慣の基本で必ず言われるのが、早寝早起きですよね。
「自律神経」という言葉を聞いたことがあると思いますが、私たちが呼吸したり、食べたものを消化したり、排泄をしたり、生きていく上で必要不可欠な生命維持機能を調整してくれているのが、自律神経です。自分の意志と関係なくはたらくので、“自律”神経と呼ばれています。
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の相反するはたらきをする2つがあります。

・交感神経

…身体を活動モードにする、アクセルのようなはたらき。運動中や頭を回転させている時、イライラしたり緊張している時にも優位になる。血流が増加し、代謝を上げる。

 

・副交感神経

…身体をリラックスモードにし、メンテナンスをするはたらき。ゆっくり休んでいる時や寝ている間、食後などに優位になる。胃腸の機能が高まる。

 
この2つが然るべきタイミングで働かないと、心身ともにバランスを崩してしまいます。何かと忙しい現代では、交感神経が働きがちなので、意識して副交感神経が優位になるように心がける必要があります。
副交感神経はリラックスしているときや、寝ている間に優位になりますので、早く寝てしっかり身体のメンテナンスをする時間を取ることが大切です。

 
眠る子どものイメージ

 

睡眠中は、腸のゴールデンタイム

 
副交感神経は、腸の働きに密接に関わっています。夕食の後~睡眠中は、副交感神経が優位になり、腸の活動が活発になります。睡眠不足が続くと、体調を崩しやすくなるのも、自律神経の乱れとともに腸内環境が悪化し、免疫力低下が起こっているのも原因のひとつと考えられます。
また、寝ている間には、胃と小腸で「空腹期収縮」という収縮運動が起こり、胃腸がクリーニングされています。胃や小腸が収縮することで、食べ物の残りかすなどが大腸に送られ、腸内細菌によって分解されます。これがうまくいっていると、朝お通じを感じやすくなり、良い排泄習慣にも繋がります。
お腹がすいたとき、「グ~」っとお腹がなるのも、この空腹期収縮が起こっているサインなのですが、昼間はお腹がすくと、すぐに食事をしてしまうことが多いので、クリーニングが十分に行えていないままになります。寝ている間、食事はしませんから、大掃除にうってつけの時間帯なのです。
ただし、食後すぐに寝てしまうと、この空腹期収縮が十分に働かないので、寝る2~3時間前までには食事を済ませられるよう心掛けるといいですね。
 

早起き、朝ごはんで活動スイッチオン!

 
朝起きて、朝ごはんを食べると、夜クリーニングされて空っぽになった胃が刺激され、腸の蠕動運動が起こることで便意を感じます。朝がバタバタしてしまい、ほとんど食事もできず、トイレに行く時間も取れないでいると、便秘になりやすく、腸内環境の悪化にも繋がります。
また、朝ごはんを食べることで、寝ている間下がっていた体温が上がり、身体が活動モードに切り替わります。朝ごはんは脳のエネルギー源にもなり、交感神経を優位にして、朝からシャキッと行動できるようになります。食事のリズムも、身体のリズムを整える役割があるのです。
朝ごはんをしっかり食べ、余裕をもってトイレタイムも取れるよう、朝は早起きが必要ですね。他のコラムでも触れていますが、朝ごはんにはパンよりごはん食がおすすめです。
 

腸内環境が睡眠の質にも影響する?

 
睡眠により副交感神経がはたらき、腸内環境が整うとお話しましたが、反対に、腸内環境の良し悪しも、睡眠の質に影響していると言われています。
睡眠を促す「メラトニン」というホルモンがありますが、このメラトニンは「セロトニン」というホルモンから作られています。セロトニンをしっかり作るには、原料であるアミノ酸(タンパク質)を食事から摂取することと同時に、腸内細菌にしか合成できないビタミン類などが必要です。
腸内環境が乱れると、睡眠の質が低下し、睡眠の質が落ちて更に腸内環境が悪化…といった悪循環にならないよう、食事と睡眠の生活リズムを整えることが大切ですね。
また、メラトニンは朝、陽の光を浴びることでも分泌サイクルが整うので、起きたらカーテンを開けて陽の光を浴びるのもおすすめです。
 
お米を食べる子どものイメージ

五つ星お米マイスター子供におすすめしたいお米

 

・つぶがしっかりしたお米(咀嚼回数UPで脳の活性化)

 

武山農園(武山昌彦)さんの北海道上川郡剣淵町産ななつぼし

武山農園(武山昌彦)さんの北海道上川郡剣淵町産ななつぼし

武山農園のななつぼしは、ほどよい粘りと甘みがあって、ゆめぴりかに負けない美味しさ!あっさりした食感なので、
どんな料理とも相性が良いお米です。
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・安心安全な有機栽培などのお米

 

いまい農場(今井耕平)さんの石川県中能登町産こしひかり『平右ェ門』(有機栽培米)

いまい農場(今井耕平)さんの石川県中能登町産こしひかり『平右ェ門』(有機栽培米)

無農薬有機栽培米(有機JAS認定米)のこしひかりです。一切、農薬・化学肥料は使用しておりません。
石川県有機JASの認定を受けたお米で、天然由来のものしか使わないこだわりの有機栽培で栽培した
自然の美味しさを是非ご賞味ください。
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中道農園(中道唯幸)さんの滋賀県野洲市産コシヒカリ(JAS有機・自然栽培米)

中道農園(中道唯幸)さんの滋賀県野洲市産コシヒカリ(JAS有機・自然栽培米)

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編集者プロフィール

矢田 規子 / 管理栄養士

管理栄養士/フードコーディネーター/フードスタイリスト 大学時代より栄養について学び、管理栄養士国家資格を取得。デパ地下で野菜を中心とした惣菜店を展開する企業を経て、フードコーディネーターのアシスタントを務め、料理撮影やTV・動画のフードコーディネート、料理講師など幅広く経験を積んだ後、独立。 栄養学の知識を活かしたメニュー開発や、料理撮影、スタイリングなどを行う。 二児の母で、離乳食や幼児食の大切さを日々実感中。 食の楽しみを第一に、日々の少しの工夫で健康も目指せることを大切にしている。

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