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お米コラム・お米の生産地

新潟の恵まれた気候

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新潟の秋の田園風景

言わずと知れた日本一の米どころ「新潟県」。ご存知の通り生産量は日本一を誇り、令和4年産では631,000tものお米が収穫される大産地です。地域を大きくブロック分けすると下越・中越・上越・佐渡の4ブロックに分けることができ、それぞれに地形や川、土壌など条件が異なっており、その地域ごとに特色ある米作りが行われています。今回は米作りに適していると言われる新潟の「気候」に注目し、その特徴についてご紹介いたします。

新潟の日照と気温

年間の日照時間は1400〜1600時間となっており、全国的にみると日照時間は短い方に分類されます。最も日照時間の長いとされる山梨県では2,300時間を超える年もあり、比較すると新潟県では昼夜の寒暖差が発生しやすい環境にあることがわかります。この日照時間は、佐渡と海岸部では1,500〜1,600時間、山間部では1,300〜1,400時間と山側の方がより短くなっています。
年間の平均気温を東京と比較すると、新潟が13.9℃、東京が15.8℃となっており、新潟の方が北部に位置し冬季にしっかりとした寒さがあるため、気温が低くなり日照時間も短くなります。しかし、夏にはその差が小さくなり7月・8月には東京とほぼ変わらない気温が続き、稲の生育期間は東京よりも日照時間が上回るため、稲が健やかに育つ環境となっています。

 

妙高市から見た妙高山と焼山

新潟の降水量

新潟では冬の間、冬型の気圧配置となり降水量が多く、各所に日本でも有数の豪雪地帯があります。長岡市では1986年に24時間で111cmもの雪が降った記録があり、雪が年々少なくなってきたと言われる近年でも2018年には80.5cmもの降雪が観測されています。豪雪地として知られる上越市高田地区では冬の間街全体が雪で埋もれてしまうほどの雪が降り、積もった雪で道路が塞がれていても、人々が歩けるように「雁木」と呼ばれる工夫を施された街並みがあり、雪の多さが街づくり、家づくりからも見てとることができます。しかし、新潟全体が豪雪地帯というわけではなく、日本海沿岸の平野に広がる新潟市では、雪が降っても交通機関が麻痺してしまうほど積もることは少ないと言います。4月から6月にかけては降水量が少なくなり、日照時間も多くなるため冬から春にかけての変化がはっきりと肌で感じられる四季の豊かな気候となっています。
 
新潟と東京の旬降水量
出典:→https://www.jma-net.go.jp/niigata/menu/bousai/met_character.html
 
新潟は米作りに適した環境であり、これまで稲作を中心に農業県として日本を牽引してきました。
ぜひ産地の気候に想いを馳せながら、豊かな風土で育まれたお米を味わっていただけますと幸いです。

 

ツナギ流!美味しいお米の炊き方の動画をツナギyutubeチャンネルにてアップしています。
ぜひ動画も参考にしてみてください。

 

ツナギおすすめの新潟米

入広瀬(佐藤 貞)さんの新潟県魚沼市産『惣五郎コシヒカリ』(特別栽培米)

入広瀬(佐藤 貞)さんの新潟県魚沼市産
『惣五郎コシヒカリ』(特別栽培米)

惣五郎」は魚沼産コシヒカリならではの旨味と粘り、そして冷めても美味しいのが自慢!炊き立てはもちろん、お出かけのお弁当やおにぎりにもってこい!大自然の恵みをたっぷり吸収した美味しいお米を是非ご賞味ください。

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里山ボタニカルさんの新潟県上越市産 雪室貯蔵のおいしいお米(コシヒカリ・栽培中農薬化学肥料不使用)

里山ボタニカルさんの新潟県上越市産
雪室貯蔵のおいしいお米(コシヒカリ・栽培中農薬化学肥料不使用)

中山間地にある棚田で、栽培期間中農薬・化学肥料不使用で栽培しています。代々受け継がれてきた、粘土質でミネラルを多く含む土壌の棚田で、豊富な雪解け水を使用し丁寧に育てました。雪国ならではの知恵が詰まった貯蔵庫「雪室」で貯蔵した美味しいお米をぜひお召し上がりください。

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のうランド(宮澤健太郎)さんの新潟県十日町市産『魚沼コシヒカリ』(特別栽培米)

のうランド(宮澤健太郎)さんの
新潟県十日町市産『魚沼コシヒカリ』(特別栽培米)

十日町市の「株式会社のうランド」が手掛ける「魚沼産コシヒカリ」。豊富な水資源や昼夜の寒暖差など、恵まれた自然環境の中、有機肥料や地元産さるなし酵素を用いて、美味しさを追求したお米です。

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編集者プロフィール

小野寺理騎 / 日本米穀商連合会 認定五ツ星お米マイスター

日本米穀商連合会 認定五ツ星お米マイスター   全国各地の美味しいお米を作る生産者を発掘するため、全国各地・年間100軒以上の農家さんを訪問しています。北海道から鹿児島まで200種類以上の食味鑑定を実施しました。産地に行き、直接お話することではじめてわかることが多々あります。お米のバックグラウンドまで美味しく食べていただきたいから、つくり手のこだわりや想いも一緒にお届けしていきたいと考えています。

小野寺理騎 / 日本米穀商連合会 認定五ツ星お米マイスターの記事をもっと読む

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