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お米コラム・お米の品種

北海道米の歴史を塗り替えた「ゆめぴりか」

北海道の田んぼのイメージ

その昔、北海道のお米は「やっかいどう米」と言われ、味の良いお米が取れない産地とされていました。しかし、生産者の長年の努力と「ゆめぴりか」の登場によってその状況は一変。今では「美味しいお米の産地」として多くの方に認識されるようになり、ゆめぴりかファンも非常に多くなっています。他にも「ななつぼし」や「ふっくりんこ」など魅力ある北海道ならではの品種も根強い人気があります。今回は北海道米の歴史を塗り替えた「ゆめぴりか」の歴史や特徴についてご紹介します。

「ゆめぴりか」の歴史

「ゆめぴりか」の歴史は1997年、北海道立上川農業試験場での交配からスタートします。系譜は「北海287号」と「ほしたろう」の子供であり、当時は「上育453号」という名称で管理されていました。育成・選抜が進められ、2008年に40農協、50ヵ所もの広範囲で試験栽培を開始し、2009年に北海道の優良品種に認定されました。同じ頃、一般公募にて名称を募集し、日本一美味しいお米という「夢」に、アイヌ語で美しいを意味する「ピリカ」を合わせて「ゆめぴりか」と名付けられました。
厳しい品質基準を設けたこともあり出荷量の点で非常に苦労した年もありますが、食味の高さと有名なCMの公開も相まって瞬く間に全国での知名度を上げ、北海道を美味しいお米の産地として知らしめました。

ゆめぴりかの特徴

ゆめぴりかの特徴はなんと言っても、キラキラと雪のように美しい外観としっとりと濃密な粘りです。お米の食味ランキングで12年連続で特Aを受賞するなど日本の最高峰と肩を並べる美味しさと言われています。お米に含まれるアミロースの含量が低い品種のため、柔らかさや粘りを楽しむことができます。また、お米の味に大きく関わっているとされるタンパク質の割合も低く保たれているため、味わい深いお米となっています。
同じ「ゆめぴりか」でも、生産者や産地によって、お米の特徴が異なりますので、ぜひ食べ比べして、好みのお米を見つけてみてはいかがでしょうか。

 
ツナギ流!美味しいお米の炊き方の動画をツナギyutubeチャンネルにてアップしています。
ぜひ動画も参考にしてみてください。

 

ツナギおすすめの「ゆめぴりか」

谷口農場さんの北海道旭川市産ゆめぴりか(特別栽培米)

谷口農場さんの
北海道旭川市産ゆめぴりか(特別栽培米)

大雪連峰の雪解け水により清冽で豊富な水に恵まれ、かつ盆地に囲まれた内陸型気候のため、昼夜の寒暖差が大きく、お米作りには大変適した環境でお米作りをしているのが谷口農場さんです。北海道で100年続くこだわり農家の安心・安全なお米をご賞味下さいませ。

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武山農園(武山昌彦)さんの北海道上川郡剣淵町産ゆめぴりか

武山農園(武山昌彦)さんの
北海道上川郡剣淵町産ゆめぴりか

武山農園のゆめぴりかは、艶々の炊き上がりで、お米の甘みが口の中に広がりモチモチした粘りがあって、おかずが無くても食べれる美味しさです!

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佐渡農場(佐渡重仁)さんの北海道芦別市産「はさかけ米 ゆめぴりか」

佐渡農場(佐渡重仁)さんの
北海道芦別市産「はさかけ米 ゆめぴりか」

大自然の恵を受けて健やかに育った「ゆめぴりか」を昔ながらの天日干しでじっくり乾燥させることで甘くもっちりとしたお米に仕上げました。北の大地で大規模でも手を抜かず、丁寧な仕事を続けた味わい深い米の味をご賞味ください。

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編集者プロフィール

小野寺理騎 / 日本米穀商連合会 認定五ツ星お米マイスター

日本米穀商連合会 認定五ツ星お米マイスター   全国各地の美味しいお米を作る生産者を発掘するため、全国各地・年間100軒以上の農家さんを訪問しています。北海道から鹿児島まで200種類以上の食味鑑定を実施しました。産地に行き、直接お話することではじめてわかることが多々あります。お米のバックグラウンドまで美味しく食べていただきたいから、つくり手のこだわりや想いも一緒にお届けしていきたいと考えています。

小野寺理騎 / 日本米穀商連合会 認定五ツ星お米マイスターの記事をもっと読む

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