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ササニシキの産地を知っていますか?

新米特集

ササニシキの産地

あっさりとした味わいで、すっきりしているため食事の邪魔をせず、繊細な味わいの和食との相性は特にピッタリの「ササニシキ」。
数量が少なく今では幻のお米と呼ばれることもありますが、昔から根強い人気があるお米です。今回はそんな「ササニシキ」の産地について紹介いたします。

「ササニシキ」の生まれ故郷と現在の生産量

「ササニシキ」は宮城県古川市にあった宮城県立農業試験場古川分場(現在の古川農業試験場)で誕生した品種です。系譜はコシヒカリと兄弟である「ハツニシキ」と「ササシグレ」の子供であり、かつては、西の横綱コシヒカリ・東の横綱ササニシキと呼ばれていたこともあるほど人気の品種。収量もよく和食に合う味の良いお米と人気が高く、全国で栽培されコシヒカリにつぐ全国で2番目に多く作付されていました。
しかし、1993年に東北地方を襲った大冷害で壊滅的な被害を受け、生産する農家が激減。新品種の登場など様々な要因んいより生産量がへり、現在では全体の0.5%にも満たないと生産量になっている言われています。

ササニシキの特徴と現在の産地

ササニシキの特徴はなんと言っても、さっぱりとした繊細な味わい。おかずの邪魔をしない引き立て役であるため、和食との相性が良いお米です。コシヒカリをはじめとする重厚感のある粘りが苦手な方にもおすすめの品種です。粘りが少ないためお寿司にも向いており、東日本では寿司屋にも好まれています。
現在でも生産に力を入れているのは生まれ故郷である宮城県。特に宮城県内でも随一の穀倉地帯である石巻市でササニシキをしっかりと守り続けている生産者が多いと言われています。他にも、宮城県の栗原市をはじめ、東北各地の熱心な生産者が栽培を続けています。また、自然栽培やオーガニックで米作りをしている方にも好まれる品種となっています。

今ではなかなか手に入らない幻の品種ではありますが、ツナギでは各地のササニシキを取り扱っております。
ぜひこの機会にササニシキの魅力に触れてみてはいかがでしょうか。

 
ツナギ流!美味しいお米の炊き方の動画をツナギyutubeチャンネルにてアップしています。
ぜひ動画も参考にしてみてください。

 

ツナギおすすめの「ササニシキ」

田和楽さんの山形県鶴岡市産ササニシキ(特別栽培米)

田和楽さんの山形県鶴岡市産
ササニシキ(特別栽培米)

昔は多く栽培されていた良食味品種のササニシキですが、栽培の難しさから今や全体の5%しか栽培されていない希少価値の高い一品。さっぱりとした飽きのこない上品な味わいと適度な硬さが特徴です。

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出羽弥兵衛(板垣弘志)さんの山形県鶴岡市産ササニシキ(JAS有機栽培米)

出羽弥兵衛(板垣弘志)さんの
山形県鶴岡市産ササニシキ(JAS有機栽培米)

栽培が難しく、今では希少な米となった「ササニシキ」農薬を使わず、化学肥料を使わず、米ぬかを軸とした手作り有機肥料を用いる、独自の方法で育てたササニシキはさっぱりとした味わい、パラパラと口の中でほぐれゆく食感が秀逸です。

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ライスサービスたかはしさんの宮城県栗原市産ササニシキ(特別栽培米)

ライスサービスたかはしさんの
宮城県栗原市産ササニシキ(特別栽培米)

ササニシキ発祥の地、宮城県でそのササニシキを守り続ける専業農家が育んだ特別栽培米です。あっさりとした食感や香りも良いことから和食など向いた、今では希少な根強い人気があるお米です。

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編集者プロフィール

小野寺理騎 / 日本米穀商連合会 認定五ツ星お米マイスター

日本米穀商連合会 認定五ツ星お米マイスター   全国各地の美味しいお米を作る生産者を発掘するため、全国各地・年間100軒以上の農家さんを訪問しています。北海道から鹿児島まで200種類以上の食味鑑定を実施しました。産地に行き、直接お話することではじめてわかることが多々あります。お米のバックグラウンドまで美味しく食べていただきたいから、つくり手のこだわりや想いも一緒にお届けしていきたいと考えています。

小野寺理騎 / 日本米穀商連合会 認定五ツ星お米マイスターの記事をもっと読む

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