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お米コラム・お米の品種

ひとめぼれの産地

宮城県の稲穂

1991年に宮城県の古川農業試験場で誕生した「ひとめぼれ」。冷害に悩まされていた東北では救世主のような存在となり、徐々に栽培が広まっていきました。
コシヒカリと初星という品種を掛け合わせたお米であり、親譲りの味の良さから全国各地で生産されるようになりました。みなさんも一度は食べたことがあるのではないでしょうか。今回はそんな「ひとめぼれ」の産地についてご紹介いたします。

「ひとめぼれ」の産地

「ひとめぼれ」は平成3年にデビューし、品種別の生産量ではコシヒカリについで第二位。原産地である宮城県で最も多く栽培され、宮城県で収穫されるお米約37万tのうち72%ほどが「ひとめぼれ」となっています。特に登米市周辺での栽培が非常に盛んであり、迫川、北上川が流れる肥沃な大地、内陸性の穏やかな気候が味の良い「ひとめぼれ」を育んでいます。
また、岩手県では奥羽山脈と北上高地に囲まれた盆地である奥州市水沢地区や江刺地区がお米の産地として有名であり、県内27万tの生産量のうち72%も「ひとめぼれ」が作られています。
その他、福島県、秋田県、山形県など東北を中心に各地で栽培されており、関東周辺地の早期栽培や、西日本の中山間地でも栽培されています。
なんと南は沖縄での栽培もあり、全国各地から愛される品種であることがわかります。

ひとめぼれの味わい

ひとめぼれは、さっぱりした口当たりと柔らかさが特徴があり、ふっくらと優しく炊き上がります。さまざまなお料理の味を引き立ててくれ、特に繊細な味わいの和食との相性もぴったり。作りやすく、バランスの良い味わいが全国各地で愛される要因とも言えます。
出合った瞬間に“ひとめぼれ”してしまうことが品種名の由来ではありますが、産地により少しずつ特徴が異なり、違った味わいを楽しむことができます。
ぜひお気に入りの「ひとめぼれ」を探してみてはいかがでしょうか。

ツナギでおすすめの「ひとめぼれ」

遊佐一史さんの宮城県栗原市産ひとめぼれ

遊佐一史さんの
宮城県栗原市産ひとめぼれ

豊かな土壌と恵まれた水でのびのびと育ったお米『ひとめぼれ』。天然のミネラルを補給しており、ふっくらと良く炊けるお米です。優しい甘みとモッチリ食感をお楽しみください。丹生込めて作った自信作。

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つちや農園さんの福島県猪苗代町産ひとめぼれ

つちや農園さんの
福島県猪苗代町産ひとめぼれ

粒張りが良く適度な粘りと弾力があり、コシヒカリに引けを取らない食味があります。特に会津産のひめぼれは、日本穀物検定協会の「米・食味ランキング」で4年連続で特A評価を受けています。

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斎藤陸彦さんの山形県鶴岡市産ひとめぼれ(特別栽培米)

斎藤陸彦さんの
山形県鶴岡市産ひとめぼれ(特別栽培米)

全国でも穀倉地帯として有名で歴史古い庄内平野で栽培したお米です。鳥海山や出羽三山などに囲まれた自然環境豊かな地で、農薬・化学肥料の双方を削減し栽培した特別栽培米です。

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編集者プロフィール

ツナギ編集部

ツナギの米・食味鑑定士がお米の品種、生産地、生産者、お米コンクール等のお米にまつわるデータをご提供します。消費者に知られていないお米の情報や力のある米農家を世の中に広めるのが使命だと考え情報発信をしていきます。

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