米・食味分析鑑定コンクールダイヤモンド褒賞受賞農家
遠藤五一さんは、日本のお米農家の中で知る人ぞ知る存在の農家さんです。日本最大のお米コンクール「米食味分析鑑定コンクール」で、現在日本に7名しかいないダイヤモンド褒賞を受賞している農家です。
※ダイヤモンド褒賞とは・・・過去の米食味分析鑑定コンクールにおいて、連続５回以上の入賞と総合部門で3回以上の金賞の栄誉に輝き、また、ＪＡＳ及び無農薬・無化学肥料栽培の圃場を有する生産者が受賞する賞です。
環境にやさしいお米作りを続けて次世代につなげたい
遠藤五一さんは、「まほろばの里」と呼ばれる山形県高畠町で代々お米作りを行っています。（遠藤五一さんで数えて12代目とのことです。）山形県の南部に位置する高畠は置賜盆地に位置しており、朝晩の温度差が大きい点や、最上川水系の清流から水を引き込む事ができる点等、お米作りに適した土地です。古くからの田園風景が色濃く残っているエリアでもあります。
もともとは遠藤五一さんも慣行栽培でお米を作っていましたが、28歳で地元の上和田有機米生産組合に入るのをきっかけに環境に優しい有機栽培や特別栽培に挑戦するようになりました。次の世代につなぐ為にも、安心安全で環境にやさしい栽培方法を行いながら、より質の高い良食味のお米作りを目指すスタイルに変化していったようです。土壌環境を守れば100年、200年継続可能なのが農業なので、未来へつなぐために出来ることを精一杯やろうと考えています。
お米農家のトップランナーとして
JAS認証肥料やセラミックの触媒ネットの利用、ミネラル分の投与など、全国からお米農家さんがこの遠藤五一さんの栽培方法や肥料設計の方法を勉強にくると言います。テレビや雑誌等にもよく取り上げられる名実ともに日本のお米農家のトップランナーと言える存在の農家です。現在は13代目となる息子さんと一緒に、持続可能な限り現在のスタイルでお米作りを続けていけるよう励まれています。
遠藤五一さんのの山形県高畠町産コシヒカリ(特別栽培米)
編集者プロフィール
ツナギの米・食味鑑定士がお米の品種、生産地、生産者、お米コンクール等のお米にまつわるデータをご提供します。消費者に知られていないお米の情報や力のある米農家を世の中に広めるのが使命だと考え情報発信をしていきます。
