お米のセレクト通販「ツナギ」の美味しいお米に関する情報マガジン

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お米コラム

変化するお米の購入方法

変化するお米の購入方法

変わりゆくお米の購入方法

お米を食べない日が3日続くと、「そろそろ美味しいご飯が食べたいなぁ」と思い浮かべてしまう私たち日本人。多くの方がほぼ毎日食べているお米ですが、各世帯のお米の入手方法・購入方法はどのような変化をしているのでしょうか。

JC総研2014年「米の消費行動に関する調査結果」によると、一般消費者の約7割が「同じところで米を購入」していることが分かります。かつては国が認可した米殻専門店でしか買えなかったお米は、食糧管理法の廃止、食糧法制定 等を経て、今ではスーパー、コンビニ、ドラッグストア、インターネット通販などでも購入できるようになりました。

現在、お米の入手方法は、1位:スーパー、2位:家族知人から無償譲渡、3位:インターネット通販となっており、時代と共にお米の購入方法も変化してきています。

消費者のお米への関心・興味

先の調査によると、60〜70代を筆頭に、年齢が高い層ほど、生産者から直接購入するという生産者の顔が見える関係を望んでいることが分かります。一方、若年層には便利なインターネットや通販の利用が伸び、購入方法・求める安心感などに世代間の差が目立つようになりました。

調査対象全体の約半数の人が、「産地と品種が同じ米」を買うと回答しており、その人気品種は「コシヒカリ」が57%とトップです。しかし、一般消費者によるお米販売に対する要望のトップは、「品種の特長をもっと紹介してほしい」が約31%で、次に「試食をしたい」が約27%と続いています。これは、昨今、全国の生産地、生産者による開発競争が活発化し、全国各地のお米の「質」が向上しているため、一般の消費者へも美味しいお米への興味・関心が広がっているためと考えられます。

ツナギで日々お客様と接していると、毎日食べるお米だから、もっと品種や生産地にこだわりたいと考えているお客様が増えているように感じます。

求められる購入方法の多様化

単身女性の要望としては、「お試しパックを販売してほしい」「取っ手付きなど、持ち運びやすい容器にしてほしい」など細かな意見がありました。
また、近年利用者を増やしているインターネットでのお米購入では、「配達してくれるので重い米を運ぶ必要がなくなる」という大きな理由以外にも、「生産者・品種の特性などじっくり調べられる」、「24時間いつでも注文できる」、「近所のスーパーやお米屋さんでは売っていないブランド米を購入出来る」といったインターネットならではの利点を評価する声があり、今後ますます利用する機会が増えていくと思われます。

美味しいご飯を食べる、というシンプルで毎日の事だからこそ、年齢性別、ライフスタイルに応じた選択肢の幅が広がることが期待されます。


編集者プロフィール

ツナギ編集部

ツナギの米・食味鑑定士がお米の品種、生産地、生産者、お米コンクール等のお米にまつわるデータをご提供します。消費者に知られていないお米の情報や力のある米農家を世の中に広めるのが使命だと考え情報発信をしていきます。

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