もち米を使って温活!!体の芯から温まる
栄養たっぷりサムゲタンを食べませんか?
「参鶏湯」って滋養強壮・疲労回復など夏のメニューと思われがちですが、寒くなるこの季節にもピッタリ!!体の芯から温まって栄養を届けよう
サムゲタンの主に使われている具材と栄養について
メイン食材はもちろん鶏肉!ですが、参鶏湯に使われる食材はいろいろな効果を届けてくれます。
・鶏肉 (体力の低下、食欲不振)
・もち米(疲労、自汗、下痢、体力回復)
・高麗人参(身体衰弱、食欲不振)
・ナツメ(疲労、食欲不振)
・栗(胃弱、下痢、頻尿、尿失禁)
・ニンニク(食欲不振、体力回復、下痢、抗菌)
・コラーゲン(美肌)
それぞれの食材がいろいろな効果を発揮して、ほんとに栄養たっぷりのメニューですね。
その中でも、「もち米」は粘り気のある性質「アミロペクチン」が含まれていて熱を冷めにくくし、食べると胃を温めてくれる効果があるので、参鶏湯にぴったりですね。
体を温めることによって血行が良くなり、消化を助けながら代謝機能をあげる効果を期待することができるので、ダイエットにも良い影響を与えてくれます。
簡単!!参鶏湯
参鶏湯を本格的に作ろうとすると、丸鶏、高麗人参、ナツメなど手に入りにくい食材もありますよね。
そこで、簡単にお手軽に、わたくしがいつも作っている参鶏湯をご紹介します。
ダイエット中の娘も大喜びのレシピです。ぜひ試してみて下さい。
今回は、丸鶏ではなく、手羽元を使って。
栗は、コンビニやスーパーで売っているむき栗。
そして生姜を加えてより体を温め、食感に松の実、クコの実を使います。
調理時間:約60分
材料
- 鶏手羽元
- 5本
- もち米
- 大さじ3
- にんにく
- 2片
- 生姜
- 20g
- 長ネギ(青い部分)
- 適量
- 水
- 1000ml
- 酒
- 30ml
- 鶏がらスープ
- 大さじ1
- 塩
- 適量
- むき栗
- 6粒
- クコの実
- 大さじ1
- 松の実
- 大さじ1
作り方
❶ 鶏手羽元の骨と身の間に切り込みを入れ、塩(少々)をする。
❷ にんにくは半分に切り、生姜は薄切り、長ネギの青い部分はぶつ切りにする。
❸ 鍋に水、1、2、洗ったもち米、酒、鶏がらスープの素、塩を入れて火にかけ、煮立ったらアクを除いて火を弱め、時々混ぜながら30分ほど煮る。
❹ むき栗、クコの実、松の実を加え、更に10~20分煮る。
※目安はもち米が柔らかくなってとろっとした感じまで煮ましょう。
❺ 仕上げに味をみて、塩で味を調えます。
❻ 鶏手羽元は、取りだして粗熱をとり、骨から身をほぐして、鍋に戻し入れてひと煮しましょう。
ポイント
ザっとこんな食材を使いっていますが、クコの実や松の実などは、省いていただいてもおいしいですよ。お鍋に材料を入れ、コトコトと煮込むだけで簡単に作れます。
関連記事→ごはんのおともにお漬物♪米ぬかのぬか床で手作りお漬物を作ろう
おわりに
出来立てはもちろんのこと、次の日でも温め直して食べても生姜やにんにく、鶏肉からうま味が出てとてもおいしいですし、体も温まって立派な温活メニューが出来上がります。
我が家では、たくさん作って寒い日の朝食に食べたり、保温できるポットに入れてお弁当代わりにしています。
体も心もホッと温まる参鶏湯は、夏だけでなく、これからの寒くなる季節にぴったりです。
ぜひ、ご家族で召し上げって下さいね。
オススメのもち米
オススメのもち米▼
【白米・玄米】作ぜん農園(齋藤明)さんの
山形県酒田市産でわのもち(もち米・自然栽培米)
★お米マイスターレビュー★
古くは藩主に献上されていたセレブなお餅を作るためのもち米
栽培が難しく、今では、まぼろしのもち米となりつつあります。きめが細かく、味に深みがあり、おもちの伸びが抜群に良い、無肥料、無農薬、自然栽培で栽培された「でわのもち」
まつえんどんさんの
新潟県南魚沼市産「こがねもち」
★お米マイスターレビュー★
もち米の王様、南魚沼産「こがねもち」
誰もが知る有数の米どころ南魚沼で、元料理人の若手夫婦が丹精込めて作ったもち米「こがねもち」是非お召し上がりください。